ティラノサウルスのなかま 群れの足跡を発見!

カナダにある白亜紀後期の地層から、ティラノサウスルのなかまが、群れて歩いていた足跡が発見されました。
この足跡の持ち主は、ティラノサウルスではなく、アルバートサウルスかゴルゴサウルス、あるいは、ダスプレトサウルスではないかと考えられています。

3頭の肉食恐竜が同じ方向に歩いており、足跡の深さなどから、同じときに群れて歩いていたとされています。
これは、ティラノサウルスのなかまが、群れで歩いていたことをしめす、初めての証拠となる化石です。
 
この発見から、ティラノサウルスのなかまが、群れで狩りをしていた可能性も考えられ、これからの研究が期待されます。

■関連:「恐竜」144-153ページ